I WILL TRY ANYTHING

~可能性は無限大~

count : hits!
昨日 : 本日 :
Since 2008.5.5
<< ブログ工事中 | TOP | 子供の発熱 >>

麻酔科医という仕事

 こんばんは。先日から取り組んでいますこのブログもやっと形になってきました[ワーイ]。もう少し機能アップを目指したいところですが……。

 さて、まず今回は自己紹介を兼ねて現在勤務中である『麻酔科』という仕事について書こう思います。
 と、その前に、『~科』ってどうやって決まるのか、そこが重要です。内科、外科、整形外科、脳外科、産婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻科etc...いろいろありますが、これらはすべて『医師』であり、厚生労働大臣が発行する『医師免許証』があれば誰でもなれます。別にその科特有の免許があるわけではありません。昨日まで内科であった人が、今日から外科医になっても法律的には何も問題はありません(実際には何も出来ないいわゆる『ヤブ医者』になると思いますが…[ガーン])。自分で勝手に名乗っているだけなのです。
 しかし、唯一法的に名乗ることを認められている科があります。そう、それが『麻酔科』です。麻酔科だけは、ちゃんと基準をクリアーして、厚生労働省に届出を出した後、『麻酔科標榜医』というのをもらわなければいけません。

 じゃあ、最近流行の『専門医』って言うのは、なんなのでしょう?これも勝手に名乗っているだけ??

 実は、ここら辺は話が少しややこしくなるのですが、専門医は国に定められたものではありません。そういう意味では、勝手に名乗っても法的な問題はありません。しかし、一般的には、専門医は各学会(その道の専門家の集まり場)が定めた基準や試験をクリアーした医師が名乗ります。つまり、民間資格なんですね…。

 さて、話は『麻酔科』に戻ります。

 そんなこんなで、唯一国が認める麻酔科ですが、何でそうなのかは分かりません。特別、麻酔科だけがすごい難しいってわけでもないですし、きっと何らかの『黒い力[不眠症]』が働いたに違いありません。
 まぁ、それはともかく、現在自分が麻酔科に席を置いているのはそのためです。当然の事ながら、3年目の自分はまだ『標榜医』を持っていません。つまり、それを取るために勉強中といったところです。将来的には、恐らく別の道に進むと思いますが、未だに考え中です。

 え~と、長くなってしまったので、今回はこの辺で…。中途半端でごめんなさい[ごめんなさい]。
 麻酔科の具体的な仕事については、後日。
 実は、ずっと深くて、面白みのある仕事ですよ。


Category : 医学 > 麻酔
author : よこっち | comments (0) | trackbacks (1) 1212455869 | 編集する

Comment

Comment Form







icons



 

Trackback

Trackback URL :

麻酔科医という仕事② | I WILL TRY ANYTHING
 麻酔科は基本的には、手術時の麻酔を担当します。一口に麻酔といっても、いろいろな方法がありますが、大きく分けると2つに分かれます。...
2008/06/03 01:17