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4月1日からETC割引制度が変わります

 4月から消費税が上がるということは、『これでもかっ!』ってくらい騒がれていますが、ETCを使った高速料金の割引制度が変わる(実質値上がりする)ことはあまり知られていないのではないでしょうか。または、知っていたとしても、具体的にどのような制度になるのか知らない人は多いと思います。

 私の様に地方でのマイカー暮らしにとっては、消費税よりも影響が大きいかもしれません[悲しい](それは言いすぎかな)。

 そこで、今回は現行と4月以降でどのように変わるのかまとめて比較してみました。[ワーイ]

  現行 変更後
休日特別割引
  • 軽自動車・普通車限定
  • 地方部

  終日:約50%割引

  • 東京・大阪近郊

  6時~22時:約30%割引
  22時~6時:約50%割引

変更後名称:休日割引

  • 軽自動車・普通車限定
  • 地方部のみ(終日)

  6月まで:約50%割引

  7月以降:約30%割引

平日昼間割引
  • 地方部の高速道路
  • 平日の午前6時~午後8時
  • 最大100km分を3割引
  • 廃止
深夜割引
  • 全国の高速道路
  • ご利用距離の制限なし
  • 深夜時間帯

  20時~24時:約30%割引

  0時~4時:約50%割引

  4時~6時:約30%割引

  • 全国の高速道路
  • ご利用距離の制限なし
  • 深夜時間帯

  20時~24時:廃止

  0時~4時:約30%割引

  4時~6時:廃止

通勤割引
  • 地方部の高速道路
  • 午前6時~午前9時、または、午後5時~午後8時
  • 最大100km分を5割引

変更後名称:平日朝夕割引

  • ETCマイレージサービスに加入の人のみ
  • 午前6時~午前9時、または、午後5時~午後8時
  • 最大100km分を最大5割還元
早朝夜間割引
  • 東京・大阪近郊の高速道路
  • 夜間から早朝まで (22~6時)
  • 100km以内だと5割引
  • 廃止
ETCマイレージサービス
  • 最大50000円分走行すると8000円分の還元
  • 最大50000円分走行すると5000円分の還元


~解説~
 まず、休日割引は都市部で廃止、地方部では7月以降は3割引になります。また、平日日中の割引はなくなり、深夜割引も0時~4時のみ3割引となります。都市部での早朝夜間割引は廃止です[怒り]。

 さて、分かりにくいのが通勤割引ですが、今まではETCで上記時間帯に料金所を通過(入っても出ても良し)すれば良かったのですが、4月以降はまず、ETCマイレージサービスへ入らなくてはいけません。入るにはホームページから氏名・住所などの必要事項と、車載器番号(ETC本体の番号)・ETCカード番号を登録すればよいのですが、『車載器番号って何??』って人も多いかと。
 ETCのセットアップ用紙に書いてあるはずなのですが、『セットアップ??』って人も多く、この時点でこのサービスにETCを使っている人の全員が入ることはハードルが高い気がします[イライラ]。
 大抵は、ETCを取り付けた店でこのセットアップを行いますので、車載器番号がどうしても分からない人は販売店に問い合わせてみるのもいいかもしれません。

 そんなこんなで、何とかマイレージサービスに入ったはいいものの、今までのように割引は受けられません。ポイントは還元であることです。
 つまり、一旦は全額支払うことになります。そして、後から利用実績に応じて(月4回以下はなし、5~9回は3割、10回以上は5割)、ETCの支払いに使える還元額として戻されます。あくまでも高速道路料金の支払いにしか使えません

 また、ETCマイレージサービスは以前からあったのですが、この還元率も上記の通り4月以降は悪くなります[ショック]。

 これらの割引は、『緊急経済対策として割引が行われていただけで、それが無くなるだけだ』という話もありますが、その対策が行われる前より割引が減っている気がします。


 とはいえ、ETCマイレージサービスはお得なサービスです。入れる人は入るに越したことはありませんので、頑張って車載器番号を見つけて、是非入ってください。箱やETC本体にも記載があると思いますが、本体が見えないように取り付けられていることも多いので、やはり最終的には販売店で確認しかないかもしれません。



Category : 旅行
author : よこっち | comments (0) | trackbacks (0) | 編集する

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