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国際緊急援助隊(JDR)

 中国四川省での大地震から1週間がたった。日本からも人的援助として国際緊急援助隊が現地入りしていたが、1週間という時間が経過したこと(災害救助において救命率は72時間を過ぎると明らかに低下するそうだ)、地震ダムの決壊による2次災害の可能性があることなどにより、撤退を余儀なくされた[悲しい]。しかし、今後は救助チームではなく、医療チームが派遣されるという。
 ここだけの話、自分自身は災害医療に非常に興味がある。そこで、ちょっと調べてみた[残業]。

 国際緊急援助隊は『独立行政法人 国際協力機構』が実施しているものらしい。そして、『国際緊急援助隊の派遣に関する法律』なんてものがあり、きちんとした国に認められた組織のようだ。そして救助、医療、専門家、自衛隊の4チームから成り立っている。災害が起こった国からの依頼により、法に基づいて外務省が派遣の指示をだすとのこと。そのメンバーに入るためには、事前に登録が必要らしい。
 フムフム、やっぱり登録された人がいるわけか……。で、その登録は、直接機構に申し込んで診査に通ればいいらしい。

 災害医療といえば、日本国内にはDMAT(Disaster Medical Asistance Team=災害医療派遣チーム)なんてものがある。国際緊急援助隊が国レベルでの活動、支援であるとすれば、DMATは都道府県単位と言った感じかな。日本国内で災害が起こったときに、他県から支援に行くってなかんじ。
 これも、登録制。研修を受けた人が、厚生労働省に登録される。また、病院単位で一つのチームとして登録もされる。そして、実は、うちの病院にもこのDMATがあるのです。そして、今年度より、自分もそのチームへ参加することになりました[ワーイ]。
 でも、まだ、研修は受けていないので、今のところは予定。なかなか空きがなくて研修に行けないのです[悲しい]。なんとか夏前には行きたいんですけど……。

 早く研修を終えて、しかし、なかなか実践する機会は無いだろうから、数年救急医学の経験を積んで、時期が着たらJDRへの登録もありかと思いました。


Category : 医学
author : よこっち | comments (0) | trackbacks (0) | 編集する

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